野田動物病院 小机本院

住所
神奈川県 横浜市 港北区 小机町 451

電話
045-473-3224

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平日・土曜日
09:00~12:00 13:00~19:00

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毒物、異物の誤食

毒物、異物の誤食の時は

近年、屋内でのペットを飼う人が増えました。特に大型犬の屋内飼育が増え、それとともに毒物、異物の誤食症例が多くなっています。 ごみ箱や生ごみを漁ったり、観葉植物、ハーブを誤食したりする事故が多発しています。 チョコレートやネギを初めとして、タバコ、殺虫剤、ユリなど、犬猫にとって致命的な毒物も多くあるので特に注意しましょう。 また、犬用ガムや豚耳のおやつ、おもちゃ等の飲み込みによる消化管閉塞もよくおこります

対処方法

毒物の誤食においてはその内容によって対応方法が異なります。絶対に素人判断で水、牛乳を飲ませたりしてはいけません。すぐに病院に相談しましょう。 異物誤食においては、内視鏡による釣り出し、開腹手術、催吐等が主な対応ですが、消化管を傷つける恐れがありますので、家庭で吐かせるような処置はしてはいけません。 異物もその相対的な大きさ、形状、誤食後の時間、体内での位置などで処置が異なります。滑らかな形状のそれほど大きくない異物なら侵襲の少ない内視鏡で取り出すこともできます。

診断

身体検査、血液検査、X線検査、超音波検査

飼主の方に知っておいてほしいこと

一見消化管を通過しそうなものでも、胃腸を刺激して潰瘍や腹膜炎を起こしたり、化学変化を起こして性状が変化することもあります。 普段人間が口にしている食物でも、チョコレート等に代表されるように、犬猫ペットに時に致命的なものも身の回りにあることを知りましょう。 ネギ、玉葱、にら、にんにくなどは重篤な溶血性貧血で死亡することがあります。この症状は直接これらを食べるだけでなく、煮出したシチュー、スープでも同様なので注意が必要です。 チョコレートは心不全を引き起こします。梅干の種、小さなボールなどはちょうど小腸を閉塞しやすい大きさであることから、重篤な腸閉塞をおこすことがあります。 ひもやリボン、糸は非常に危険です。腸管運動によって消化管を切り裂いてしまうことがあります。ひもでじゃれる猫で発生が多い症状です。 ゴムボールやスポンジは食道通過後、胃の中で膨らみますので、内視鏡での取り出しが困難です。特に胃酸で硬くなったものは開腹の対応になることが多いものです。 誤食したかもしれないと思ったら、絶対に食物を与えずに、すぐに病院に相談しましょう。人間用の薬や子供のお菓子、ごみ箱、灰皿なども非常に危険です。 また、ペットショップで取り扱っているからといって、ガム、ジャーキー、ペット用おもちゃが必ずしも安全であるという保証はありません。 これらはペットに必須ではないことを理解し、使用時には管理を怠らないようにしましょう。ペットは赤ん坊と同じです。誤食は飼主の方の責任です。 散歩時はしっかりと首輪でコントロールをし、留守番や睡眠時、目を離すときは必ずサークルに入れるなど管理を徹底しましょう。

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