野田動物病院 小机本院

住所
神奈川県 横浜市 港北区 小机町 451

電話
045-473-3224

診療時間

平日・土曜日
09:00~12:00 13:00~19:00

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僧帽弁閉鎖不全症

僧帽弁閉鎖不全症とは

心臓の内部は、左心房、左心室、右心房、右心室の4つの部屋に区切られています。 左心房と左心室の間、右心房と右心室の間、および左心室や右心室の出口には、血液が一定の方向にしか流れないように、逆流防止のための薄い弁がついています。 これらの弁のうち、左心房と左心室の間の弁である僧帽弁が、加齢にともない変性を起こし、血液が逆流を起こしてしまう状態を僧帽弁閉鎖不全症といいます。 この状態が長く続くと、心臓のポンプ機能が低下し、心不全の状態をきたします。僧帽弁閉鎖不全症は、犬の心疾患における最も多い病気で、特に小型犬に多発します。

症状

心雑音、咳、運動不耐性(疲れやすい)、呼吸困難、チアノーゼ(舌の色が青い)など

診断

一般身体検査(特に聴診)、心電図検査、X線検査、超音波検査

治療方法

僧帽弁閉鎖不全症になった場合、ヒトでは弁形成術や人工弁置換術などが行なわれますが、獣医領域ではまだ一般的ではなく、内科療法を行なう症例が多いのが実情です。 早期に発見し、食餌療法(低塩食)、運動制限、薬物療法などにより延命することが可能なこともあります。 ただし、場合によっては、急激な症状の進行から、肺水腫を併発し、呼吸困難、不整脈などにより突然死する場合もあります。

飼主の方に知っておいてほしいこと

僧帽弁閉鎖不全症は、早期に発見・治療を開始することで、症状の発現を遅らせたり、延命効果を期待することができます。 治療は、生涯にわたって、継続的に行うことにより、心臓への負担を減らし、進行を遅らせることを目的としています。 特に投薬は、症状の出ているときだけ投薬するのではなく、常に投薬が必要であることを、よく理解しておいてください。 上記の症状が見られたら、早めに検査を行うようにしましょう。 また、進行の度合いにより、投薬の内容や、食時・運動の制限の度合いが異なりますので、3ヶ月から6ヶ月ごとに定期検査を行うようにしましょう。

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