野田動物病院 小机本院

住所
神奈川県 横浜市 港北区 小机町 451

電話
045-473-3224

診療時間

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09:00~12:00 13:00~19:00

日曜日・祝日
09:00~12:00 13:00~18:00

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肛門嚢炎

肛門嚢炎とは

肛門の左右下方にはイタチやスカンクのような悪臭を放つ1対の肛門嚢という袋があって、この内容物が排便時に便と一緒に出て、便のにおい付けの役目をしています。 ふつうは排便時に内容物は全部出てしまいますが、袋の導管(出口)がなんらかの原因で閉塞してここに大量の分泌物がたまったり、細菌感染や炎症が激しくなると、袋に穴があいたり、悪臭の原因になったりします。 慢性的な軟便や下痢を起こして肛門周囲が汚れていたり、小型犬または肥満犬において肛門括約筋などの筋肉の緊張力が低下することによって起こりやすくなります。

症状

肛門嚢の炎症や分泌物のたまり過ぎによる不快感から、肛門部を舐めまわしてかんだり、お尻を気にして地面や床にこすりつけて歩く独特の動作をしたり、自分の尾を追いかけてぐるぐる回ったりします。 肛門嚢炎が放置され膿瘍(膿がたまる)が起こると発熱、食欲低下などの症状が起き、経過中に患部の皮膚が自壊して穴があき、膿汁の排出とともに出血するようになります。(肛門嚢破裂)

治療方法

予防としては定期的に肛門嚢をしぼるのがよいでしょう。病院で身体検査の際に獣医師にしぼる方法を習えば家庭でも行うことができます。 皮膚に穴があいていたり膿が出ている場合には、抗生物質の投与や消毒が必要になります。

飼主の方に知っておいてほしいこと

肛門嚢炎は袋の具合を定期的にチェックすることで未然に防ぐことができます。 場所がよくわからない、しぼり方がわからない、うまくしぼれないなどわからないときは来院時に是非獣医師に相談してみて下さい。 ほかにも肛門周囲の病気には、雄犬では肛門周囲腺の腫瘍、雌犬では肛門嚢腺の癌もあるので、お尻まわりが気になる場合は早めに来院し診察をうけることが重要です。

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