野田動物病院 小机本院

住所
神奈川県 横浜市 港北区 小机町 451

電話
045-473-3224

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平日・土曜日
09:00~12:00 13:00~19:00

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乳腺腫瘍

乳腺腫瘍とは

犬の乳腺腫瘍は、犬の各種腫瘍のうち皮膚腫瘍についで二番目に多い腫瘍です。この乳腺腫瘍の病理組織学的検査統計によると、全乳腺腫瘍例の50%以上は良性といわれています。 猫の乳腺腫瘍の発生率は、犬の乳腺腫瘍の発生率に比べると半分以下ですが、70~90%が悪性といわれています。乳腺腫瘍発生のはっきりとした原因は不明ですが、 エストロゲン・プロゲステロンなどの女性ホルモンが関与していると考えられています。発生は老齢の犬・猫に多く平均年齢は8~12歳ですが、若齢にも起こることがあります。 避妊済み雌や雄にも起こる可能性はあります。

症状

乳腺腫瘍の症状は乳腺部の腫れやしこりが主なものです。このしこりは大きさや硬さは様々です。悪性の場合はしこりの部分が熱を持ったり、皮膚表面の壊死や自壊、 自壊部からの出血などが起こったりします。また、リンパ節や肺、肝臓その他の胸腔・腹腔内臓器に転移すると多様な臨床症状をあらわします。腫瘍は2~3ヶ月で急速に大きくなるものや、 何年もかけて大きくなるものもあります。

診断

身体検査、細胞診

治療方法

多くは手術によって外科的に摘出することになります。手術前に胸部のX線検査を行い、肺への転移が認められた場合は予後が悪い(その後の生存期間が短い)ことが明らかなため手術の適応ではありません。 実際に腫瘍が良性か悪性かを調べるにはその摘出した腫瘍を病理検査所に提出して調べてもらう必要があります。

飼主の方に知っておいてほしいこと

乳腺腫瘍は、初めての発情がくる前に避妊手術をすると発生する確率がかなり低くなるといわれています。初回発情以降も避妊手術を行うのが早ければ早いほど発生する確率は低くなります。 これは猫よりも犬において顕著です。子宮蓄膿症などの子宮の病気を防ぐことにもなりますので、子供を産ませたいという希望がないのであれば早めの避妊手術をお勧めします。 また、腫瘍は大きくなるほど予後が悪くなるので、気づいたら早めに診察を受けてください。

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